2009/03/18 07:21:18
授乳を終えて時計を見ると3:00だった。
母乳の出が悪いので、次回の授乳は30分後くらいだろうと見込んで、いつでも起きられるように、上着を着て靴下を履いたまま、仰向けで寝てしまうと起きられなさそうだったのでうつ伏せ寝で仮眠を取る。
授乳を終えて時計を見ると1:00だった。
あれ?さっきは3:00だったはず。
しかし連日の睡眠不足から、きっと見間違えていたんだと納得。
ベビは静かに寝ていた。
夜中特有の静かな気配、列車はわずかな振動を繰り返して星空を行く。
銀河鉄道999のように。
私の部屋は、この住まいは家ではなく、巨大な(?)列車の中にあって、それは当たり前のことで、父も母もここで生活している。夜は私たちの生活が列車に運ばれていることに気が付く唯一の時間だ。
駅名を告げるアナウンスが聞こえる。
軽い驚きを感じた。
駅に停まる、と聞いて降りてみたくなった。降りたかった。
列車が止まったので黒いカバンを持って降りてみた。衝動的だった。発車のベルがなったら戻ればいい。
そこはふつうのプラットホームのようだったが、気配は感じたことの無いもので、不快ではなく、それより外で吸う夜の空気が新鮮で気持ちが良かった。
黒いスーツのサラリーマンが何人も降りてきた。
発車のベルが鳴る。
戻ろうと走った。
目の前でドアが閉じた。汽笛を鳴らして列車が走り出す。
遠ざかるその姿を見ながら、私はもう戻れないと知っていて降りたのだ。
中に残る母に申し訳なくて、携帯を鳴らす。きっと戻る手段があるはずだと思って。
コール音も早々に母が出た。見透かされていたようなタイミングに「喉が渇いて列車を降りた。すぐに戻るつもりだった」と説明する。「必ず戻る」と告げる。
戻れないと思っていたが同じくらいの気持ちで戻れると思っていた。ネットで検索して、列車に間に合う特急を探してもう一度乗り込めばいい。
焦りはなく、肩の荷が下りたような、でも晴れない気持ちを抱えながら、次の列車を待つ。
気になって駅名をみると、なぜか八王子駅。
黒いスーツのサラリーマンはいまではホームにぎっしり降りていて、皆次回の列車を待つようにホームに横になっていく。
いつ来るかわから無い列車を待って、私も横になる。
カバンを引っ張られたので抱えなおすと、前に横になっていたサラリーマンが私のカバンを取ろうとしている。
「やめてください」と言うと「コレは俺のカバンだ」と言われ、取り合いになる。
力では勝てず、横たわるほかのサラリーマンが彼の味方をしようとする気配に、恐怖を感じて目が覚める。
そこはベッドの上だった。
なんだ、夢か…と安堵しつつ部屋を見ると、私の部屋なのにインテリアの配置が違う。
コーナーのパソコンと本棚はスッキリと落ち着いて、ドアには大きな観葉植物が飾られていた。
首が据わっていないはずのベビがおもちゃで遊んでいる。
ベッドの側においてあるカバンには、私の前職の資料。
部屋を出ると母が「どうしたの?」と言う顔で私を見る。
ここは列車の中ではなかった。
ふくよかな母の姿は健康そのもので、育児を手伝わせてしまっていたもう一人の母に申し訳なく思う。
「列車の中に住まず、仕事も辞めていない、育児もこなしているもう一人の私」という(パラレルワールドの)存在に入り込んでしまったのか、なってしまったのか、よくわからないけれど、別世界の「私」として目覚めてしまったようだった。
私が列車を降りたときに、この世界にいたもうひとりの「私」は、私と同じように何かの選択をしたのか、私が彼女の意識をのっとってしまったのか、詳しくはわからないけれど。
手のかからないベビ。ふくよかな母が不思議そうに私を見る。
押入れを改造した6畳くらいの部屋に、もう一人ベビが隠すように寝かされていた。
従兄弟の子供だという。本来なら生まれていないはずの男の子は私のベビよりお兄ちゃんだそうだ。
私はためらった末、母にこの世界の本当の「私」ではないことを告げる。
母は怪訝な顔で私を見、その目は次第に「よくわからないもの」に対する目になっていく。
話すべきではなかったのかもしれない、と話しながら目が覚めた。
4:30
ベビの鳴き声で起きる。
面白い夢から覚めてしまったことを少しだけ残念に思う。
という、夢を見ました。
分析すると「育児から逃げたい」ってことかい!?笑
ちなみに母には大変お世話になっております…その申し訳なさが夢にしっかり出ましたね。
めずらしくはっきり覚えていたので、布団の中で悶々と反芻していたら40分ほど経ってしまったので、思い出したまんま日記にアウトプットしときます。支離滅裂なのは気にしない。
育児ノイロではないと断言できるのは、里帰り中だ・か・らv
(終わったら現れると思われる)(←苦笑)
追記。
おとといは鋼(の蓮金術師)をベースに舞台はイギリスのロンドンで、少年が時間を遡る薬を使って(略)最後にソーマ・ピーリスたん(00)が馬に乗って現れ阻止するという夢でございました。
ぜってー正夢じゃねぇ~。
母乳の出が悪いので、次回の授乳は30分後くらいだろうと見込んで、いつでも起きられるように、上着を着て靴下を履いたまま、仰向けで寝てしまうと起きられなさそうだったのでうつ伏せ寝で仮眠を取る。
授乳を終えて時計を見ると1:00だった。
あれ?さっきは3:00だったはず。
しかし連日の睡眠不足から、きっと見間違えていたんだと納得。
ベビは静かに寝ていた。
夜中特有の静かな気配、列車はわずかな振動を繰り返して星空を行く。
銀河鉄道999のように。
私の部屋は、この住まいは家ではなく、巨大な(?)列車の中にあって、それは当たり前のことで、父も母もここで生活している。夜は私たちの生活が列車に運ばれていることに気が付く唯一の時間だ。
駅名を告げるアナウンスが聞こえる。
軽い驚きを感じた。
駅に停まる、と聞いて降りてみたくなった。降りたかった。
列車が止まったので黒いカバンを持って降りてみた。衝動的だった。発車のベルがなったら戻ればいい。
そこはふつうのプラットホームのようだったが、気配は感じたことの無いもので、不快ではなく、それより外で吸う夜の空気が新鮮で気持ちが良かった。
黒いスーツのサラリーマンが何人も降りてきた。
発車のベルが鳴る。
戻ろうと走った。
目の前でドアが閉じた。汽笛を鳴らして列車が走り出す。
遠ざかるその姿を見ながら、私はもう戻れないと知っていて降りたのだ。
中に残る母に申し訳なくて、携帯を鳴らす。きっと戻る手段があるはずだと思って。
コール音も早々に母が出た。見透かされていたようなタイミングに「喉が渇いて列車を降りた。すぐに戻るつもりだった」と説明する。「必ず戻る」と告げる。
戻れないと思っていたが同じくらいの気持ちで戻れると思っていた。ネットで検索して、列車に間に合う特急を探してもう一度乗り込めばいい。
焦りはなく、肩の荷が下りたような、でも晴れない気持ちを抱えながら、次の列車を待つ。
気になって駅名をみると、なぜか八王子駅。
黒いスーツのサラリーマンはいまではホームにぎっしり降りていて、皆次回の列車を待つようにホームに横になっていく。
いつ来るかわから無い列車を待って、私も横になる。
カバンを引っ張られたので抱えなおすと、前に横になっていたサラリーマンが私のカバンを取ろうとしている。
「やめてください」と言うと「コレは俺のカバンだ」と言われ、取り合いになる。
力では勝てず、横たわるほかのサラリーマンが彼の味方をしようとする気配に、恐怖を感じて目が覚める。
そこはベッドの上だった。
なんだ、夢か…と安堵しつつ部屋を見ると、私の部屋なのにインテリアの配置が違う。
コーナーのパソコンと本棚はスッキリと落ち着いて、ドアには大きな観葉植物が飾られていた。
首が据わっていないはずのベビがおもちゃで遊んでいる。
ベッドの側においてあるカバンには、私の前職の資料。
部屋を出ると母が「どうしたの?」と言う顔で私を見る。
ここは列車の中ではなかった。
ふくよかな母の姿は健康そのもので、育児を手伝わせてしまっていたもう一人の母に申し訳なく思う。
「列車の中に住まず、仕事も辞めていない、育児もこなしているもう一人の私」という(パラレルワールドの)存在に入り込んでしまったのか、なってしまったのか、よくわからないけれど、別世界の「私」として目覚めてしまったようだった。
私が列車を降りたときに、この世界にいたもうひとりの「私」は、私と同じように何かの選択をしたのか、私が彼女の意識をのっとってしまったのか、詳しくはわからないけれど。
手のかからないベビ。ふくよかな母が不思議そうに私を見る。
押入れを改造した6畳くらいの部屋に、もう一人ベビが隠すように寝かされていた。
従兄弟の子供だという。本来なら生まれていないはずの男の子は私のベビよりお兄ちゃんだそうだ。
私はためらった末、母にこの世界の本当の「私」ではないことを告げる。
母は怪訝な顔で私を見、その目は次第に「よくわからないもの」に対する目になっていく。
話すべきではなかったのかもしれない、と話しながら目が覚めた。
4:30
ベビの鳴き声で起きる。
面白い夢から覚めてしまったことを少しだけ残念に思う。
という、夢を見ました。
分析すると「育児から逃げたい」ってことかい!?笑
ちなみに母には大変お世話になっております…その申し訳なさが夢にしっかり出ましたね。
めずらしくはっきり覚えていたので、布団の中で悶々と反芻していたら40分ほど経ってしまったので、思い出したまんま日記にアウトプットしときます。支離滅裂なのは気にしない。
育児ノイロではないと断言できるのは、里帰り中だ・か・らv
(終わったら現れると思われる)(←苦笑)
追記。
おとといは鋼(の蓮金術師)をベースに舞台はイギリスのロンドンで、少年が時間を遡る薬を使って(略)最後にソーマ・ピーリスたん(00)が馬に乗って現れ阻止するという夢でございました。
ぜってー正夢じゃねぇ~。
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